宝塚市立病院では、質の高い看護の提供と看護実践の中で看護師の成長を促進するために、PNS®を導入しています。
PNS®の業務の流れとパートナーのクロストークをご紹介します。
安全で質の高い看護を提供するために、2人の看護師が良きパートナーとして“二人三脚”で看護を行う看護提供方式です。
また、主任を中心としたグループを編成し、1年を通して委員会活動や病棟内の係の仕事も互いに助け合いながら行います。
大切なのはパートナーとの「信頼に基づく対等な関係」。互いの特性を認め合い、活かし、相互に補完し協力し合うことで生まれます。
患者さんが望んでいるケアは?
患者さんの病状や治療・検査予定などの情報を分担して収集し、2人で共有します。そして、患者さんに必要なケアのポイントを確認します。
患者さんの状態は?思いは?
2人の看護師の目で看るため、より正確に観察できます。ナースコールで呼ばれた時も2人いるので、患者さんの話にしっかり耳を傾けることができます。また、電子カルテの入力作業もその場で行います。
行った看護はどうだった?次の看護は?
検温やケアの後には患者さんの状態をアセスメントして、次の看護につなげます。この時、誰もが自分の考えを言うことで自分の゛看護“を振り返り成長に繋がっていきます。
安全な看護の提供のために
患者さんに行う処置や投薬内容などを2人の異なった目で確認することで、安全な看護の提供に繋がります。また、看護の成果も2人で分かち合うことができてやりがいに繋がります。
毎日ペアで回っているからこそ私も1年目なので2人だったら安心します。
初心を忘れがちなんですけど1年生のフレッシュな気づきを一緒に聞けたりとか、そういう考えもあるっていうので、新たな発見というか・・・一緒に頑張っています。
検温回って、ルート入れて、検査出しをしました。ルートを取る時、一回失敗したんですけど2回目は入りました。
私の中で2回失敗したら先輩にやってもらおうというのを決めていて、1回失敗したら報告してもう一回行ってきますというのを言って、もう一度頑張ってます。
もう一回行っといで(笑)
私はやっぱり1年ちょっと経ったんですけど不安なことが多いので、それを先輩に相談できるというのはすごく安心します。
安心するというのと、協力できること。全部いつも二人で回るというのもありますが、1人でできることがあれば「私こっち行ってきます」と分担できます!
一人だったら時間に追われてできないことも二人だったら協力してできる。後輩と組む機会が少なくても、成長がわかったりとか、こんなことができるんやとか発見があったり…新人さんは入ってきたときから患者さんにすごく優しいな、声掛けがいいなと思っていたのですが、さらに自主性が増して頑張ってるなと思います。
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