今回のケースは、看取りが近い方の在宅支援です

入院中の様子、そして退院してから在宅での様子を全体に紹介

入院中そして在宅でも患者さまもご家族も気持ちが揺れ動く場面が訪れ、その場面に関わった様子が伝えられました

参加した委員会メンバーは「病院から地域へ繋ぐ情報として、特に看取りも予測される場合、アドバンス・ケア・プランニングが重要とわかった」

「患者さんやご家族がどのような考えや気持ちでいるのか知ることは、訪問看護で関係性をつくるためにも大切であると感じた」と

このケースでは、病院と地域とが連絡を取り合いご家族へは『いつでも病院に戻れる』『家のままでもいい』と伝わっていました

在宅で過ごす中でも、揺れ動くご家族の気持ちに寄り添い、ご家族は『どちらになっても大丈夫』の安心感から、ご家族自身が決定し覚悟を決めることができたケースだったようです

病状の連絡の取りあい、サマリーだけでない在宅へ戻るまでのやり取りや話し合い、病状の変化を考えたアセスメントなど、顔を合わせひとつのケースを共有することの大切さを実感